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会のアマゾン、原宿にはいつも刺激が溢れてるぜ

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ジョニーの美術手帖(その2)

オレの名はジョニー。このところ、すっかり猛暑も納まり、夏の終わりを肌で感じるようになった。毎年夏の暑さには辟易するが、夏の終わりの雰囲気は嫌いじゃないんだ。夏の置き土産ってのは、風情があってなかなかいい。オレはワビサビを愛する男なんでね。
今日はこの"アートの街"原宿のアートなモチーフ達を紹介しよう。

まずはコイツ。ファニーフェイスがチャーミングなコイツは、キャットストリート路地裏のギャラリーの看板的モチーフだが、正直なところ何なのかよくわかりません。とにかく、何かを訴えているかのようなこの主張の強い顔。というか顔なのか? アートに翻弄されるジョニーであった……。

次に紹介するのは、ギンギラギンにイカしたコイツ。遊歩道の隅っこで、ポツンと佇んでいた。
「原宿のマスコットキャラクター?ってことは、オレのライバル……」
と勝手に闘争心を燃やしていると、横にある石碑にヤツの生い立ちが記されていた。

チェリオのマスコットキャラクターのウサダー。生まれは東京の鶏小屋で、ヒヨコと一緒に育ったらしい。
が、鶏小屋の取り壊しが決まり、生家を失った彼はあてのない旅に出ることに。道中、サバンナで原住民に捕まってピアスにされたり、月へ行ってロボットに出会ったりしたんだとか……。

オレは、不覚にもシンパシーを感じ、グッときてしまった。
鶏小屋でヒヨコたちと育ち、生家を離れて世界を巡り、様々な文化や人と出会いあてもなく彷徨い、この原宿の地に降り立つ……不思議なシンクロニシティ。まるで旧知の仲のように身近に感じる。こんな出逢いもあるから旅はやめられない。

この街では全てがアートだ。日常に紛れて見落としがちな、些細なものすら魅力的に思える。ジョニーの探求の旅はまだまだ続く……。

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