12:10:18 11 19 2007 [LIVE]

小雨のパラつく土曜日の午後、Kスタの前を通りがかると、懐かしい笛の音と「エッサ! ホイサ! エッサ! ホイサ!」と勇ましい掛け声。何っ!? 祭りか!? さっそく足を踏み入れると、ギターをぶらさげ、篠笛(しのぶえ)を振り回す陽気な男……。何じゃこりゃ!?
「エッサ! ホイサ! エッサ! ホイサ! 見〜たか、聞い〜たか、オレたちホイド〜ズ〜」って風来坊のジョニーよりも男臭い4人組。彼らは"元祖!! 津軽衆(つがるっしゅ)ロック"なバンド「ホイドーズ」だ。
まるでお祭りのように、Kスタ内のムードは熱気に包まれていた。
Vo&Gの鉄マンは青森県出身。曲の合間に入れるMCも、さすが津軽衆ロック。もちろん津軽弁なのだった。

鉄マン 「青森出身の人いるべ?」
お客さん「はい!」
鉄マン 「八甲田山と岩木山、どっちが好き?」
お客さん「岩木山。」
鉄マン 「だべ!? 岩木山は日本一だと思ってます!」
ホイドーズが言う日本一の山、岩木山……気になるぜ!
終盤には「オラほの街は雪ん中」という静かなバラードを聴かせてくれた。故郷の雪景色を描いた曲だという。
このときオレの頭の中に見えたのは、しんしんと雪が降っている町を歩いている風景。あれはいつか見たことのある風景だったのか。それとも幻だったのか。どんなに真っ白で寒くても、オレの魂は静かに熱く燃えているんじゃなかったか?この津軽衆ロックのホイドーズのように……。

気がつけば会場のお客さんは次々と増えていた。たっぷり1時間のステージだったが、あっという間だった。
ホイドーズが歌った津軽衆ロックは、原宿で生きるオレの心にもしっかりと届いた。ありがとう! ホイドーズ!
